ドキュメンタリー映画「いきたひ」上映会&講演会開催(H30.9.10)

2018年 9月 18日
  • 長谷川ひろ子監督によるドキュメンタリー映画「いきたひ」の上映会並びに講演会は、当社スタッフも研修として参加させていただきました。

    映画は、監督がご主人を4人の子供達と共に自宅で看取り、その姿を目に焼き付けたご家族が確実に命のバトンを受け取っていく日々、生ききることの意味を身をもって示された様子が描かれていました。
    自宅で看取った方々の経験談など、そこここに考えさせられるものがありました。
    続いて、講演会。映画の中のエピソードを始め、その後のご家族のこと、映画をご覧になった方のエピソードなどこちらも大変意義深いお話でした。
    長谷川ひろ子監督の華奢なお体から湧いてくる底知れぬバイタリティ。正に亡きご主人の魂からサポートを頂き、お子さん達から元気を頂いているに違いありません。

    ―スタッフの所感より―
    身近な人のその時に、何をどうするのがお互いに一番悔いが残らないのか、改めて「死に行く人の思い」と「見送る人の思い」について考えさせられ、見終わった後深い感慨に浸りました。


    この映画を、自分を否定してばかりの我が子に見せたい。
    死の前に生があること、生きている毎日に感謝すること、その毎日を全力で過ごすことの大切さを感じてほしい。
    自分自身も今一生懸命生きているのか、いつの日か命が終わるとき、生ききったと言えるのかを考えるようになりました。


    映画が始まって程なく、醸し出す雰囲気、会場全体が監督のオーラに包まれているような安らぎの空間で、見ているうちに自然と涙が溢れていました。
    上映会を通じて確かに私には変化がありました。それは言葉にはまだならない変化ですが。
    自分の仕事、葬儀にも通じますが、雰囲気作り、安心感、寄り添うことが改めて大切なことだと自信を持てました。


    自分の中で納得しきっていなかった両親の看取り直しができ、ようやく腑に落ちました。
    この映画に、監督との出会いに感謝です。
    亡き人一人一人に物語があり、遺族はその亡き人に何を思うのか・・・。
    葬儀業界に携わる全ての方にこの映画を見てほしいと思いました。



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