「有明海の海苔」漁場視察研修(R5.11.28)レポート②

2024年 1月 9日
  • ~有明海と海苔~
    20分くらいも乗船しただろうか、風もなく揺れることもなく絶好の天気の中到着したのは見渡す限りの網が張られた培養漁場。海の中を眺めているとその網に海苔がたくさん生育しているのがわかる。いかにも昼の太陽光線を受けているとわかるくらい、濃い赤みというか黒というか。なんでも収穫は夜に行うという。これは海苔の細胞が昼に生長し、夜は分裂するため細胞密度が高く、黒い高品質の乾ノリが摘彩できるということである。夜は、確かに広い漁場には人ひとりいない状態だ。
    これからが収穫期という関係者は『今年の海苔は出来が良くて期待しているんですよ』と佐賀弁で話してくれる。佐賀出身の有名人と言えば「はなわ」ぐらいしか思いうかばないのだが、あの話しぶりとまったく同じで、とても明るい感じがするのは佐賀という風土がかもしだすものなのかなあと思ってしまう。
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